最近、読んだ『マネーの公理』著:マックス・ギュンター氏 について、学んだことに投資歴3年の僕の考えを折込みながら、アウトプットしていきます。
投資か投資か
最近、コロナの影響もあり、投資ブームの中で、よく言われるのが、投機ではなく投資をしよう。
投資は長期的に確実に。投機は短期でザ・ギャンブル。投資は善で投機は悪。というイメージではないでしょうか。
投資については色んなことが発信されているなかで、この『マネーの公理』は投機について、そしてその投機においての公理について書かれている本なのです。
僕なりの結論として、投資だろうが投機だろうが結局はやり方次第です。
長期的な投資であってしても、企業分析を怠ったり、手数料がバカみたいに高い投資信託を買い続けたりなんてナンセンスですし。投機家でも死ぬ程勉強して、経験も積んで、その状況に応じて対応することの出来る億り人の方もたくさんみえると思います。
要は、何をやるにしても、学び続ける行動力と的確な判断力(決断力)が必要ってことですね。
あ〜行動力と判断力(決断力)欲しいッッ!d( ̄  ̄)笑
分散投資は本当に正しいのか
ここからは、『マネーの公理』から学んだことをアウトプットしていきます。
投資するにあたって、リスクヘッジとして分散投資が正解、とよく言われます。
分散投資の一番のメリットとしては、大ゴケしないことですよね。果たして、これが正解なのか。
著書に出てきた格言として「全ての卵は一つの籠に入れろ、そしてその籠を見守れ」というのがあります。たくさんの籠を見るより、2つ3つの籠を見守る方が確実であるということです。
分散投資がダメというわけではなく、手を広げすぎなるなということ。
僕の失敗談として、ある企業からの宅配便の不在票が届いていました。株主優待のカタログギフトだったのですが、僕はその企業名を見ても何の企業なのか、何の宅配なのかも全く分かりませんでした。
個別株を手を広げすぎており、全く把握できていなかったのです。これを機に所有している個別株を見直したところ、配当金が出ていない企業等もあり、ただの塩漬け状態も2、3ありました。
完全に分散投資・長期保有が裏目に出ていましたねd( ̄  ̄)
長期保有と塩漬けの違いについては、またの機会に発信できたらな、と思います。(^^)
予測・予言に意味はない!
投資や投機を行うにあたって、よく雑誌やネットなどの情報で次はどんな業種が来るとかどんな時代が来るとか予測されたりしていますが、そんな予言や予測に惑わされる必要はないと。
どんな有名なコンサルタントであっても、未来を100%予想するのは不可能であり、何よりもその予測を信じ、不利益を被った人に対して一切の責任を負わないということ。また、予測が外れたことに対しては、何もなく、当たった予測に関しては大きく取り上げられることも考慮する必要がある。
大事なのは、世の中の流れについての予想・予測はなんとなくで充分。そんな誰にも分からない未来を予想・予測するよりも、起こった事柄に対し、素早く対応する決断力・行動力を身につけ、高めていくことが何よりも大切であるということ。
船が沈み始めたら祈るな、飛び込め
対応する決断力・行動力が大切ということで、2つの格言を紹介します。
一つは、「船が沈み始めたら祈るな、飛び込め」
もう一つは、「常に早過ぎるほど利食え」
これらの格言をどう受け取るか、人それぞれだと思いますが、僕は判断力・決断力の大事さを物語っていると思いました。利食いについては、投資にしろ投機にしろMAXの利益の利益を求めがちですからね。
著書には、「現金化することに意義があり、最後の1ドルまで絞り出そうとするな」と書いてありました。株を塩漬けにしてしまう一番の原因ですよね( ´▽`)
同じような格言に、ユダヤ人のタルムードの葡萄畑のキツネの話があるので、興味のある方はぜひそちらも見てみてください(^^)
この『マネーの公理』あまりにも内容が濃いため、1つの記事にまとめるのが今の僕には難しいので、前後半に分けて書きたいと思います(/ _ ; )
後半では
・直感について
・難平買いについて
・長期計画について
をまとめたいと思いますので、ぜひ後半も読んでいただけると嬉しいです。(^^)
まっつん
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